アスファルトコンクリート舗装上のグラスファイバーグレーチングの施工計画

アスファルトコンクリート舗装上のグラスファイバーグレーチングの施工計画

 

充填には砕石クッション層を使用し、主な施工工程は、施工準備→計測とレイアウト→表層の除去→厚さ20cmのセメント砕石安定層→粒度分布砕石基層→グラスファイバーグリッド→透水性層→アスファルト表面処理シール層→厚さ5cmのアスファルトコンクリート舗装→締固め検査→引き渡し検収です。

 

 

Ⅰセメント安定砕石基礎

1 道路建設：

路盤充填および締固め作業：充填材を敷き、均し、散水および湿潤させ、散水後に転圧および締固めを行う。転圧回数は試験により決定する。当社はYZ{{0}}T振動ローラーを使用し、前後交互方式で施工する予定である。締固め軌道の幅は0.1m以上とし、締固め時の走行速度は2km/hとする。重なり位置は道路軸方向と平行に0.5m以上とする。道路軸方向に沿って走行する場合、機械締固めでは届かない端や角は12馬力のフロッグ型締固め機で締固め、現地の手動木製締固め機で締固めを行う。

 

路肩工事が完了したら、砂や砕石などの材料を自動車で工事現場に運び、路面工事を行います。また、手作業で現場の作業面まで運び、舗装します。舗装の厚さは設計要件を満たし、振動ローラーで締め固めます。

 

砕石の品質は規格の要求を満たし、粒度が基準を超えることなく、粒度分布が良好でなければなりません。砕石には石粉が含まれてはならず、砕石には風化石や軟石が含まれていてはなりません。

 

Ⅱ グラスファイバーグレーティング

1. グラスファイバーグレーティングの有効性は、路面の処理と密接に関係しています。敷設前に、グリース、塗料、シーリング材、水染み、汚れなど、グレーティングと下層との接着強度に影響を与える可能性のある物質を路面から徹底的に除去し、敷設面を清潔で乾燥した状態にする必要があります。グラスファイバーグリルの感圧性バッキングは水溶性物質です。路面に水染みがある場合は、路面が乾燥してから敷設する必要があります。グリッドを敷設する前に、接着油の層をスプレーする必要があります。接着油として乳化アスファルトを使用する場合は、完全に乳化して乾燥させてからグリッドを敷設する必要があります。

 

2. グラスファイバーグレーティングの敷設と固定

グリッドの敷設は、トラクターや自動車に改造された専用設備、または手作業で行うことができます。敷設を開始する前に、接着面を下向きに選択し、上記のマークされた色が一方の端にあるようにします。これにより、施工が容易になり、接着面の置き忘れを防ぐことができます。グリッドを敷設するときは、グリッドに有効な張力がかかるように、平らでしっかりとした、しわのない状態に保つ必要があります。敷設後は、清潔なスチールホイールローラーで再度転がしてください。

 

現在、一般的に使用されているグラスファイバーグリルには、粘着剤付きと粘着剤なしの2種類があります。粘着剤付きの製品は平らなベース層に直接敷くことができますが、粘着剤のない製品は通常、スチール釘で固定します。固定に必要な材料は次のとおりです。①5 0 x 50 x 0.3mmの固定鉄板。平らで反りがなく、周囲が面取りされている必要があります。② 2-インチのスチール釘。

 

固定鋼釘法でグラスファイバーグレーチングを敷設する場合は、まず固定鉄板と鋼釘の一端を、接着層アスファルトを散布した下部構造に固定し、鋼釘をハンマーで打ち込んだり、打ち込んだりします。 格子を縦方向に締め付け、セクションごとに固定します。各セクションの長さは 2-5m です。 また、収縮ジョイント間の間隔に応じてセグメント化し、ジョイントに鋼釘を配置することもできます。 格子を締め付けるときは、グラスファイバーが縦方向と横方向の両方で真っ直ぐで張力のある状態である必要があります。

 

格子の重なりは縦方向の重なりであり、重なり幅は20cm以上、横方向の重なり幅は15cm以上です。縦方向の重なりは、アスファルト舗装の方向に従って、前の重なりの上に重ねる必要があります。固定するときは、スチール釘をグラスファイバーに釘付けしたり、グラスファイバーをハンマーで直接叩いたりしないでください。固定後にスチール釘が折れたり、鉄板が緩んだりした場合は、再度固定する必要があります。グラスファイバーグレーチングを敷設して固定した後、適度に圧縮してゴムローラーで安定させ、グレーチングが元の路面にしっかりと接着されるようにする必要があります。

 

実際の施工では、接着層油を塗布した後、グラスファイバーグレーティングを直接敷設し、ローラーで密着させて圧縮します。効果は良好で、グラスファイバーグレーティングは波立ちにくいです。

 

Ⅲ 施工上の注意事項

1.混合材料を輸送する車両の出入りを厳しく管理し、車両が急旋回したり、急ブレーキをかけたり、混合材料をグリッド層に注ぐことを禁止して、グラスファイバーグリッドの損傷を防止します。

2.グラスファイバーグレーティング接着剤は水に溶けやすいため、雨の日や濡れた道路では施工しないでください。

3. グラスファイバーグリルはグラスファイバーで作られており、人間の皮膚に刺激を与える傾向があります。施工担当者は保護手袋を着用する必要があります。

4. 使用するゴムタイヤローラーに水を入れて重量を増やす必要がある場合、注入する水の量が多すぎてグラスファイバーグリルに水があふれ、背面と腹部の粘着力が失われないようにする必要があります。

5.グラスファイバーグレーティングの敷設工程で、元の路面に埋められていない小さな穴が見つかった場合は、敷設したグレーティング上で穴の対応する部分を切り取り、上層のアスファルト混合物を敷設するときに穴を完全に埋めることができます。

6.グリッドを敷設する際は、路面温度が5℃～60℃である必要があります。

 

Ⅲ 中粒アスファルトコンクリート

1. アスファルトコンクリート舗装：

①舗装厚自動調整・レベリング装置付舗装機を使用してアスファルトコンクリートを敷設します。路面を半分の幅で舗装します。

② 曲線の半径が小さすぎて舗装機で作業できない場合は、手作業で舗装することができます。ただし、舗装材を鉄板の上に降ろす必要があることに注意してください。シャベルを使用して舗装し、シャベルを遠くに持ち上げないでください。同時にスクレーパーで広げて平らにします。使用する舗装ツールは加熱して使用する必要があります。

③アスファルトコンクリートの舗装温度：石油アスファルトを使用する場合、通常工事の舗装温度は110-130℃で、最高温度は165℃を超えてはなりません。低温工事の舗装温度は120-140℃で、最高温度は175℃を超えてはなりません。温度が5℃未満の場合は、アスファルトコンクリートの舗装作業を行ってはなりません。アスファルトコンクリートの混合温度を上げる、断熱を強化する、舗装と転圧を密接に調整するなどの確実な対策を講じる必要があります。ただし、アスファルトコンクリートの混合温度は、仕様で指定された制限値を超えてはなりません。

④舗装工事中、雨が降った場合は工事を中止し、荷下ろししたアスファルトコンクリートを十分覆い、断熱してください。

 

2. アスファルトコンクリートジョイント：

①施工継ぎ目はコールドジョイント工法を採用しており、縦継ぎ目は残しません。

② 水平施工目地の設置と接合。所定の舗装区間の端部に砂テープを敷き詰め、アスファルトコンクリートを敷いて法面に転圧する。アスファルトコンクリートを冷却した後、切断機を使用して浮いた砂を取り除く。横目地における新設アスファルトコンクリートの締固めは、まず横転圧によって行う。

 

3. アスファルトコンクリート転圧

①アスファルトコンクリートの締固めは、鋼製ドラム静圧ローラーと振動ローラーの組み合わせを採用し、初期締固め、再締固め、最終締固めの3段階で行います。ローラーはゆっくりと均一な速度で転がります。

②アスファルトコンクリートの圧延温度：石油アスファルトを使用する場合、通常の施工圧延温度は110-140℃未満であってはなりません。低温施工の圧延温度は120-150℃であり、110℃未満であってはなりません。圧延終了時の温度は70℃未満であってはなりません。初期の締固めはより高い温度で行う必要がありますが、締固めの過程で変位やひび割れが生じないことを保証するために、試験敷設と締固めに基づいて決定する必要があります。

③ 初期圧力は静圧です。ローラーは外側から中心に向かって転がり、隣接する転がりベルトはホイール幅の2/3だけ重なります。転がるときは、ローラーの駆動輪が舗装機に面している必要があります。急に転圧経路と方向を変えないでください。ローラーの始動と停止はゆっくりと減速して行う必要があります。再転圧は、振動ローラーを使用して4-6パス（実験に基づいて決定）、振動周波数35-50Hz、振幅0.3-0.8mmで実行されます。路面を回転させたり、向きを変えたり、駐車して待機する必要があります。